ELLEGARDEN

【2018 ELLEGARDEN】エルレガーデン ライブレポート ライブ編@ZOZOマリンスタジアム

THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018

nothing I can do as well
But to dream of her all the time
I’m a fuckup and I’m nuts so she’s gone

みんな待っていたエルレガーデンの復活ライブ。おなじみのフレーズから細美さんの澄んだきれいな声が聴こえ『Supernova』からライブが始まった。

2018年8月15日は、73回目の終戦記念日であり、ELLEGARDENの10年ぶりの復活ライブツアー「THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018」のツアーファイナルの日となった。

ツアーファイナルの日が、たまたまこの日になったのか、意図してこの日にしたのか。エルレガーデンはこれで終了とも受け取れるし、この日を区切りとして、新たなエルレガーデンを見せてくれるのではないかと期待も持てる。

いずれにせよ、2018年8月15日は、エルレのメンバー4人も我々ファンもみんな笑って過ごした1日(泣いているファンもたくさんいたが…)、最高のライブとなった。

このライブレポートは、病気で入院してるファン、闘病中のため外出や遠出ができないファン、今この瞬間も病気と闘い、エルレの曲に勇気と元気をもらい、前に進んでいるファンの方に贈りたい。

エルレ歴5ヶ月の初心者がたいそうなことを述べることはできないが、観て聴いて感じたことを、ライブから10日過ぎてしまったが、記憶を頼りに書いてみた。

ONE OK ROCK

TakaのMCからはエルレ愛がすごく感じられた。Takaの目線は我々と一緒だった。MCでは終始エルレのことをしゃべっていた。

「エルレガーデンおかえりなさい!!!」

「昔バンでライブハウス回っていたころ 俺たちもこんなバンドになりたいって思っていたんだ 俺たちがワンオクを結成したのは13年前で エルレは10年前に活動休止になったけど エルレはすでにモンスターバンドになっていて 俺たちはエルレを聴いて育ったんです」

「ロックバンドっていろいろな時代にヒーローみたいなバンドがいて BOOWYでもなくハイスタでもなく 俺らにとってはエルレガーデンだった みんなもそうだと思うけど つらい時や苦しい時に彼らの音楽を聴いて救われたし勇気をもらった」

「俺らもまだ観たいんですよエルレガーデン まだ終わってほしくないんですよ 今日しかないから言うけど あともう1本位ツアーやってくれないかなと思っています」

ELLEGARDENセットリスト

1.Supernov
2.No.13
3.Pizza Man
MC1
4.Fire Cracker
5.Space Sonic
6.高架線
MC2
7.Missing
8.スターフィッシュ
9.The Autumn Song
10.風の日
MC3
11.Middle Of Nowhere
12.Surfrider Association
13.Marry Me
14.Lonesome
15.金星
MC4
16.サンタクロース
17.モンスター
MC5
18.Red Hot
19.Salamander
20.ジターバグ
21.虹
アンコール1
22.Make A Wish
23.月
アンコール2
24.BBQ Riot Song

ライブ本編

0.4人の登場

SEの音が大きくなり、いよいよかと感じさせる。ステージにあるスクリーンに赤い模様が映し出され、徐々に形を成していく。スカルから「ELLEGARDEN」の文字が映し出された。今か今かと歓声が沸き起こる。

ついにその時がきた。ステージ後方から4人が歩いて出てきた。スタンドからは遠くてよく分からなかったが、アリーナの大歓声はよく聞こえた。10年ぶりに扉が開かれた瞬間だった。みんな笑っている。

※エルレの曲を聴いたことのない方は、オレンジ色の曲名をクリックして下さい。Amazonの音楽サイトが開き、PCは下にある『この曲を試聴する』から、スマホは『サンプルを聴く』から、30秒間試聴することができます。ぜひ聴いてみてください。

1.Supernova

おなじみのフレーズから細美さんの歌声で始まり、スタジアム全員で大合唱。エルレファンのすべてが待ち望んでいたこの瞬間。やっぱり1曲目は『Supernova』だった。

その後に続くイントロでは、生形さんの軽快なギターと高橋さんと高田さんのリズム体が心地よい8ビートを刻み、スタジアムのファンは10年分の想いを一気に開放し、ステージへと疾走していった。

スタジアムは、歓声・笑い声・泣き声・嗚咽、たくさんの感情が入り乱れている。そんな中、細美さんの笑顔で歌う姿が、スクリーンに映し出された。アリーナ前方では早くもダイバーがゴロゴロと転がっていた。こうしてエルレのライブは幕を開けた。みんな笑っている。

2.No.13

1曲目が終わり、余韻や歓喜に浸る間もなく、生形さんのアルペジオが響き渡る。「おぉ~」という低いささやきやつぶやきが回りから聞こえてきた。みんなの予想をいい意味で裏切る選曲だ。

13番地で待ち続けているファンに対して「俺らは戻ってきたぞ」とエルレからのメッセージだったのではないか。だから2曲目に演奏したのではないかと、歌詞とだぶらせて考えてみた。

September 9th  It’s a sunny day  の大合唱から始まり、アップテンポナンバーにのせられ一気にヒートアップしていった。エルレが戻ってきた。

3.Pizza Man

2曲目のイントロとは正反対に『Pizza Man』のイントロが聴こえてくると、お互いに顔を見合わせ微笑み、安堵しているようだった。みんなあのフレーズを叫びたいんだ。

Supernovaからのキラーチューン3連チャン。スタンドでは誰もが身体を揺らし動かし、アリーナはダイブにモッシュに狂喜乱舞していた。歌詞が2番に入ると、スタジアムが一体となって手拍子が起こり、そしてついにこの時がやってきた。

スタジアム全員で叫んだ 

Pepperoni Quattro!!!

初めてのPepperoni Quattroだった。3秒程度の短い出来事ではあるが、キラーチューンのキラーアイテムを満喫することができた。楽しい。細美さんも手で煽っていた。

叫んだ後もお互い顔を見合わせ、笑顔で頷く光景があちらこちら。終始笑顔のまま、曲の終わりまで一気に疾走し、みんなでダニエルを探しまくった。ライブが始まってから、緊張が続いていたスタジアムの雰囲気は、この曲で和み、緊張が取れたように感じた。

MC1

(細)「こんばんは エルレガーデンです!!」

(細)「さっきTakeが言ってたけど ほら オープンエアじゃない テルテル坊主10個作ったて 言ってた 俺は作ろう作ろうと思って 忘れていた はははっ(笑)」

(会場)「おかえり~ 待っていたぞ!」

(細)「…お~ただいま! ちょ、ちょっと静かにして 子供以外静かにして 外で聴いてる連中よ ケガすんなよ~」

(会場外)「ぅぉおおおおおおお!!!」

(細)「ここにいるお前らもケガすんなよ~」

外からの大歓声はしっかりとスタジアムに届いている。スタジアムの中も外も激アツだ!

4.Fire Cracker

細美さんの外にいるファンに対する気遣いにほっこりしている所で、爆竹をかき鳴らすような、強烈なロックサウンドが響いてきた。

強烈なイントロとは裏腹に、AメロBメロでは生形さんのアルペジオと細美さんのハイトーンボイスが混ざり合い、幻想的な雰囲気を醸し出しいる。激しさと優しさが表裏一体のエルレサウンド。やっぱりライブはいい。

そういえば、細美さんのMCは、一切下ネタはなかった。そう、今日のライブでは❛あれ❜になると言っていたから。

5.Space Sonic

今日のライブはどこまで行くのだろうか?このまま宇宙船に乗って、宇宙まで飛んで行ってしまうのだろうか。休む間もなく、リズミカルなギターとドラムのサウンドが聴こえてきた。

全員笑顔にすっかんな:-)

この言葉が現実味を帯びてくる。細美さん、生形さん、高橋さん、高田さん、ステージに出てきてからずっと笑っている。アリーナもスタンドも、多分球場外もみんな笑っている。(泣いている人もいるけど…)

SupernovからSpace Sonicまでキラーチューンの連続投下。ボルテージはMAXに到達している。サビでは、アリーナ前方はダイブにモッシュに超危険地帯と化していた。アリーナ楽しそうだな。

6.高架線

ほんの少し前に 手に入れたような未来を  

細美さんの語りかけるような歌声から始まった。一瞬歓声が起こったが、その後静かになったような気がした。みんな曲を噛みしめて聴いている。泣いている人もいる。大事な人が好きな曲だ。静かに曲を聴こうと思った。

(yeah)I am dreaming of a girl rocked my world 

「イェイ アイアム ドリミノバック ロック マイ ロー」 叫んでいた。

歌わずにはいられなかった。黙っていることなんてできない。AメロBメロが静かで、サビで一気に盛り上がる。ミドルテンポナンバーのお得意の構成だ。このパターンが大好きだ。あの曲とあの曲はいつやってくれるのだろうか?

6曲目まできて、ようやくエルレの復活、目の前のステージでエルレ4人が本当に演奏している実感をかみしめることができた。高架線を聴いて感動した。

MC2

(細)「何にも言うことねぇんだよな ホントに何にも言うことねぇんだよ 俺たちもまさか10年かかるとは思っていなかった 長い間待たせてごめんな でも 今日来てくれてありがとう」

(細)「今日が終わったら しこたま飲んで 二日酔い 三日酔いが覚めたら  4人で飯でも行って 今日が何だったのか話すと思う」

(細)「懐かしい曲やります」

(会場)「全部懐かしいよ〜笑」

7.Missing

生形さんの哀愁漂うギターイントロが鳴り響いた。笑い声が大歓声に変わった。Aメロからドタドタとリズムを刻みだす高橋さんのドラムが好きだ。サビに向かってみんな引き込まれていく。

重なって 少し楽になって
見つかっては ここに逃げ込んで
笑ったこと 思い出して
We’re missing We’re missing We’re missing

スタジアム全員で大合唱していた。この10年間の想いを込めて。朱くはないが、真っ暗に染まった夜空で聴く『Missing』は最高だ。

8.スターフィッシュ

Missingが終わると続けざまに、あのギターリフが鳴り響いた。大歓声が起こる。『スターフィッシュ』のイントロだ。「やばいやばい」「エモいエモい」という声は聞こえてはこなかったが、やばくて、エモい曲だ。歓声も一段と大きくなる。

こんな星の夜は 全てを投げ出したって
どうしても 君に会いたいと思った
こんな星の夜は 君がいてくれたなら
何を話そうとか

サビになって夜空を見上げるファンがいた。オールドファンはこの10年間、夜空の星を見上げるたびに、この歌詞のように想っていたのではないだろうか。今日の夜空の下にはエルレがいる。笑っている。次はいつ会えるのだろうか?

9.The Autumn Song

Summer time is gone  I miss it so much
My board lies in my garage

このフレーズが聴こえてくると、高橋さんのバスドラのリズムに合わせて、この日2回目の手拍子が沸き起こった。スタジアムの一体感が気持ちいい。

メロディアスでアップテンポな曲に合わせて身体は動いているが、ふと脳裏によぎったのは「このままライブが終わらないでほしい」「ライブが終われば今夏も終わってしまう」。ちょっとだけ感傷的になってしまった。夜のマリンスタジアムは秋風が吹いているように感じた。

10.風の日

こんな顔を見せるのは ほんとは好きじゃないけど
僕だっていつも ピエロみたいに 笑えるわけじゃないから

エルレの中で1番好きな曲。Missing →スターフィッシュ→The Autumn Songからの流れは完璧だ。止まることなく進んでいく。イントロからAメロに入ったところでリミッターが解除され、全力で叫び熱唱した。私の中で1回目のクライマックスがやってきた。

雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて
寒い日には震えてるのが当たり前だろ
次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみる
そんなもんさ 僕らはほら

風の日を演奏中は、みんなのギアが一段も二段も上がっていった。ほんとうに大合唱している。みんな大声で歌っている。高橋さんも高田さんも、演奏しながら口ずさんでいる。

サビの前には「行こうぜー」、ギターソロに入る前には「生形~」と細美さんも叫んでいた。ライブで風の日が聴けて良かった。そういえば、今日は朝から強い風が吹いていた。

僕らは、この夜の日には、歌っていた。

MC3

(細)「ありがとう 今日1日は長かったな 本当にありがとう たぶん俺たちは こうやってスタジアムでライブをやれるようなロックスターになりたいと思ったことは1度もないんだ だけどワンオクから一緒にやろうと話をもらって 1日だけスタジアムでライブをやろうと 2年位前に決まって 最初で最後のスタジアムライブ その日から毎日俺は考えてたんだけどさ 俺の人生で今日たった1回こっきり ロックスターやってみてえなって (メンバーを見ながら)今晩くらいはロックスターやってみようぜ」

(細)「今日ここにいる半分くらいは はじめましてだと思う 小学生のころ 父ちゃん母ちゃんが車の中で流してたのを聞いて 高校生になったらライブ行こうと思ってたら 活動休止してて そんな奴らばっかだとおもう エルレガーデンはこんな感じです 以後お見知りおきを」

(細)「10年前と変わらず きれいごとも言えず仲間から浮きくるってるようなバカども お前らオールドファンにこの曲を捧げます」

11.Middle Of Nowhere

じっくりとしっとりと聴いていた。『風の日』でMAXに達したテンションを、クールダウンすることができた。まさか、今日のセットリストはそんな事まで考えてくれているのだろうか。ライブが始まってから時計を見ていないが、もう中盤に差し掛かったところだろう。

全員笑顔にすっかんな:-)

スタジアム全員が笑っている。(泣いている人もいるけど…)
スタジアム全員が歌っている。
スタジアム全員がライブを楽しんでいる。

今日は最高の夜になりそうだ。

12.Surfrider Association

It’s time for a ride The tide is getting high

少し落ち着きを取り戻したスタジアムに細美さんの軽快な歌声が聴こえてきた。早く早く、まだかまだかと、その先のフレーズへの期待感が増してくる。高橋さんのドラムロールを合図にして、アリーナは一気にカオス状態に変貌していった。

10年たって何か新しい試みも必要だと思っている。個人的には、キラーアイテムにしたいと密かに考えている

cappuccino  の大合唱

ライバルはPepperoni Quattroだ。あいつはアルバムタイトルにもなっている。超有名だ。しかし、cappuccinoは曲中に2回も出てくる。負けるはずはない。

その時がきた………..やってみた。

 

タイミングが難しい……..2回とも。

この試みは、朝から吹いている風に吹き飛ばされて失敗に終わった。

13.Marry Me

本日3回目のスタジアム一体となっての手拍子が起きた。38000人の手拍子は壮大である。サビに入るまで続いた。

エルレの曲は、手拍子あり、大合唱あり、モッシュにダイブありと、とにかく楽しい。

Won’t you marry me

既婚者であるが、男であるが、細美さんに向かって叫んでいた…..僕と結婚して。

冷静になって考えると、すごいことを叫んでいる。でも今日のライブでは何を叫んだって言いんだ。10年分の想いを伝えるために。

14.Lonesome

エルレ歴5ヶ月ではイントロを聴いただけでは何の曲だか分からなかった。きれいな曲である。

曲中は、細美さん、高橋さん、高田さんが向き合いながら時折目を合わせて演奏していた。この光景が目に焼き付いた。

おかえり、エルレガーデン。今さらだがつぶやいていた。

15.金星

最後に笑うのは正直な奴だけだ
出し抜いて 立ち回って
手に入れたものはみんな
すぐに消えた

歌詞が心に響く。10年前と比べると世の中は物騒になってきている。何を信じていいのか、誰を信じていいのか。少なくとも自分自身は正直に生きていこう。そう思いながら聴いていた。

この夜が終わったらエルレは消えてしまうのだろうか?まだ、はっきりとは聞いていない。

MC4

『金星』が終わると、細美さんが「いい歌詞だなあ」とつぶやいた。

(細)「今までの苦しかったこと ぜーんぶ報われちゃうなあ お前らから貰ったもの どれだけ返せてるかわかんねぇけど お前ら臆病者の背中をすこしだけ後押しするような お前らバカたちにも一緒にいてくれる仲間がいるんだぞって 気づかせてやれるような存在でいるのが俺らの仕事だからさ そうやって返していくよ」

16.サンタクロース

真夏のマリンスタジアムにサンタクロースがやってきた。今日のライブはエルレからの一足いや三足くらい早いプレゼントだったのか。

I’m Santa Claus 君に千個のプレゼント
どれもこれも安物なんだけど
Santa Claus 一年に一度だけだから
Santa Claus 君に全部あげるよ

今日のライブではエルレからたくさんのプレゼントをもらった。ありがとう。ほんとうにありがとう。『サンタクロース』が聴けて歌えてよかった。

17.モンスター

真夏のマリンスタジアムにモンスターがやってきた。いや、やって来ない。そういう怪獣が出てくるようなテーマソングではない。

今日の夜は、エルレガーデンという、二つとない宝物を手に入れた。しかしこの先はどうなるのか分からない。そう、我々は不確かなまま駆けているのだ。歌詞の内容とダブってくる。

『サンタクロース』から一転して『モンスター』。疾走感あふれるナンバー。盛り上がらないわけがない。みんなマリンスタジアムを駆けぬけていた。そして最後のMCへと続いていく。

MC5

(細)「最後のMCになっちゃったよ なんかカメラといっぱいあるけどDVDとか出ねぇから

(会場)「えぇぇぇぇぇ」「出して~」

(細)「出ねぇよ….. ワンオクロックとのこの旅 まあ3本1週間 長旅じゃねぇけどさ でもまるで映画みたいな旅でさ でこうやって その映画の最後のハッピーエンドみてぇなのがここにあって すげぇ完璧 だけどそれをDVDにしたとこで それはお前らの物語じゃねぇじゃん 一人一人主人公でさ お前の10年の物語は 俺たちの視点から上書きするべきじゃないじゃん どんな10年間だったか今度ゆっくりと聞かしてくれよ そんでその物語の後ろのほうだけ今日ここでくっつけているだろ 俺たちはバカだからお前らもバカだしさ いろんなこと忘れていくよ 人生最高のライブだったもしくはワンオクロックとエルレガーデンが4600円で見れる最も安いライブだったとか そんなものはどうせ更新されていくからよ 俺たちの人生まだまだこれから先楽しいこといっぱいあるから 今日が頂点じゃねぇよ でも俺は今日人生で1番楽しい1日をすごしています ありがとうございました じゃあ今俺があいさつしたから 3人から一言ずつあいさつもらって トリは高田雄一が こいつのツイッターのアカウントがまた凍結されるような炎上ネタをぶち込んだら さっと曲に入って終わっちゃうからさ ありがとうございました じゃあ次誰だろうな  どっちからいく?」

(生)「今日はいっぱいしゃべったから一言だけ 本当に10年間待っていてくれありがとう」

(高)「今日は初めての人ばっかりだと思うけど なんか懐かしく感じてます 正直みんなとは休止って約束したけど 俺はね 個人的には  エルレガーデンはもう再開しねぇんじゃないかなって思ってたんだ もうやりたくないって思ったわけじゃないよ でも なんとなくもうできないんじゃないかって思ってたんだよね でも ワンオクのおかげで そしていろんな人の想いとかサポートのおかげで この日を迎えられました こうして今このステージに立てて まあ俺は座ってるけど(いつものブログのネタ!)本当に楽しいです ありがとう」

(雄)「なんで俺がいつも最後になるのか本当に不思議なんですよねー この10年間 初台WALLでしかライブやってこなかったんで」

(細)「聞こえねぇよ!」

(雄)「こんなところでやって調子乗って勘違いしちゃいそうです 今後は初台WALLのブッキング断っちゃうかもしれません(会場大爆笑)今日はありがとうございました」

高田さんのMCが終わってすぐ「じゃあな!」と細美さんが言って、次の曲へ。

18.Red Hot

歌いだしのフレーズは何か幻想的である。この次に何かあるか分かっていても期待してしまう。アリーナは前方でも後方でもサークルが形成されていく。あと少しで終わってしまう。今この瞬間を楽しもう。おもいっきりぶつかっていこう。みんなの意気込みが感じられた。

曲が転調してからは、アリーナはモッシュにダイブに数千人のファンが入り乱れている。スタンドもみんな身体を動かしている。ライブハウスZOZOマリンスタジアムと呼ぶにふさわしい光景だ。

19.Salamander

『RED HOT』が終わるとすぐに『Salamander』が始まった。スタジアムはどんどん加速していく。ロックテースト満載のしびれるナンバー。ギュインギュインと生形さんのギターイントロが鳴り響く。

火がメラメラと燃えて、天に上がっていくように、スタジアムのファンは飛び跳ねている。サビは一転して透き通るような細美さんの歌声にどんどん引き込まれていく。激しさと優しさが、とてもかっこいい。

20.ジターバグ

たった一つのことが今を迷わせてるんだ
数え切れないほど無くしてまた拾い集めりゃいいさ

『Red Hot』から『ジターバグ』まで、キラーチューンがどんどん続く。3曲合わせて10分程度の演奏時間だが、ものすごく短く感じた。

アリーナもスタンドも、みんな思い思いにはしゃいでいる。でも、一人一人が勝手なことをするのではなく、スタジアムには一体感が感じられた。

最初から最後までみんなで大合唱した。エルレのライブは楽しい。

21.

細美さんの「ラスト1曲」のコールから、聴こえてきたのは

気休めぐらいになればいいよ
道に迷って引き返して
時間だけ過ぎて行くけど

最後に「虹」が聴けるなんて感無量だ。私の中で、2回目のクライマックスであり、本編の最後の曲である。今日という日をしっかりと記憶するために、全力で歌った。ただひたすら歌った。何も考えずに歌った。

積み重ねた 思い出とか
音を立てて崩れたって
僕らはまた 今日を記憶に変えていける
間違いとか すれ違いが
僕らを切り離したって
僕らはまた 今日を記憶に変えていける

10年以上前からのファン、ここ数年からのファン、数か月前からのファン。このスタジアムにはたくさんのエルレファンがいる。そのファンとエルレを今日まで繋いできたのは記憶なんだろうと思う。

今日のライブを新たに記憶に刻んでほしい。そんなエルレからのメッセージが込められていたのではないか。

アウトロに入り終わりが近づいてくる。

「エルレガーデンでした ありがとうございました」

細美さんのこの言葉を聴いて、ライブに終わりが来たことを実感した。そして演奏が終了した。こうしてエルレの復活ライブの幕はいったん閉じられた。

Encore1

22.Make A Wish

本編の余韻が全く冷める間も無く、3分程度でエルレが再登場してきた。

(細)「こんなに人のいるとこでさ もうちょっと最後にお前らの声聞きたいんだよな 作り物の芸能人さまの誰かじゃなくてよ 結局俺らずっとおんなじとこにいた気がすんだよな お前らはどう見てるか知らねぇけどよ だから そいつらの歓声が聞いてみたいんだ」

(細)「今日は8月15日 俺たちのツアーファイナルでもあるけれど 73回目の終戦記念日 ガキの頃はこれっぽっちも思ってなかったけど 愛と平和を歌っていくのがミュージシャンの仕事だと思うんだよな お前の隣にいる奴が 1人にならないように 今日の帰り 誰かがそばにいてくれますように すげぇ簡単だろ どうせお前ら普段そんなこと考えてねぇだろ 俺もだよ だけど この3分だけは付き合ってくんねぇかな」

このMCのあと、細美さんのギターからイントロが始まり、生形さんのギターが絡み合う。何度も何度も映像で見た光景だ。3回目のクライマックスがきた。

イントロ後の歓声に対して

「聴こえねぇよー」 細美さんが煽り、一段と歓声が上がっところで歌いだした。

Sunday is over
We are all going home
No reason to stay here
But no one has made a move
We know that for sure
Nothing lasts forever
But we have too many things gone too fast

Let’s make a wish
Easy one
That you are not the only one
And someone’s there next to you holding your hand

みんなで大合唱。
「最後だぞー」 細美さんが投げかけると、それに応えるように声が一段と大きくなる。前後左右のすべてのアリーナで、今日一番の大きなサークルモッシュができている。準備は整った。

Make a wish
You’ll be fine
Nothing’s gonna let you down
Someone’s there next to you holding you now

曲が転調してからは、アリーナもスタンドもみんな想いを爆発させていた。2分ちょっとの時間がものすごく長く感じた。『Make A Wish』の大合唱は本当に気持ちがよかった。みんなの想いや祈りや願いが、たくさん込められていた。

23.

(細)「もう1曲だけ」 そう言って、夜空の下で『月』が始まった。

月が陰る それを見てる
部屋には僕と僕の音楽
街の音が聞こえるように
窓を少しだけ開けておいた

サビの前で

(細)「みんな座ってー ゆっくりでいいよ アリーナも座って  全員座れるまで待ってから」

そう言って、アリーナもスタンドも全員座らせた。アリーナも少しずつ後ろに移動しながら全員座っていた。

そして、ドラムとベースとサウンドに厚みが増していき、細美さんの手の合図とともに、サビに向け38000人がジャンプした。圧巻の光景だった。スタジアムが一体となった瞬間だった。そして、アンコールが終了した。

Encore2

24.BBQ Riot Song

ダブルアンコールもすぐに4人が登場してきた。4人とも笑っている。おそらくこれが本当に最後の曲になるだろう。細美さんは上半身裸である。

The sun is shining like a blaze

満面の笑顔から細美さんの歌声と軽快なビートを刻むドラムが響いた。最後は『BBQ Riot Song』。聴いているだけで、自然と笑顔にさせてくれる曲。38004人で明日バーベキューに出かけたい。この時間、この空間を終わらせたくない。そんな気持ちで一緒に歌っていた。細美さんも身体を上下に動かしながら歌っている。

Time is always passing by 
May not be the only way 
I remember you 
See you some time on the beach 

時間はいつも過ぎ去るだけ
そうじゃなかったらいいのにさ
今でも君を思い出すよ
またいつかビーチで会おうね

細美さんは最後のフレーズを、38000人のファンに語りかけるように歌っていた。
我々は時間を止めることはできない。始まりがあれば必ず終わりが来る。でも、今日という日を記憶に残し決して忘れない、そしてまた会おうねと約束することはできる。

細美さん、最後にこの曲を演奏したのは、また会おうねと我々と約束をするためだよね?何も言わずに去ってしまうことはないよね?

「ワンオクロックとエルレガーデンでした どうもありがとうございました」

曲の終了と同時にマリンスタジアムの夜空に花火が打ち上げられた。一塁側後方で打ち上げられているため、一塁側スタンド上段から花火を見ることはできなかった。でも、3塁側後方にあるホテルの窓に花火が写っていた。

 

花火を見ながらみんな笑っている。

 

全員笑顔にすっかんな:-)

 

全員笑顔になっていた。

最後に

2018年8月15日のエルレガーデンの復活ライブは、最初から最後まで、エルレの4人もスタジアムの38000人のファンも、笑顔にあふれ、感謝を伝えるライブであった。泣いている人も多かったが、それはうれし泣きであろう。10年前の悲し涙とは全然違う。

この日のセットリストは、エルレガーデンの本当のベスト版と言っていいだろう。ライブにこれなかったファンは、ぜひプレイリストに入れてこの順番で聴いてみてほしい。このセットリストの熱さが伝わってくると思う。エルレを聴いたことがない人は、このセットリストの曲を聴いておけばエルレにハマること間違いなしです。

ここまで、いろいろと感想を書いてきたが、冒頭でも言ったが、実はエルレ歴5ヶ月の初心者ファンである。エルレとの出会いは、2018年の4月。細美さんと歳が近い管理人は、BOOWYやTHE BLUE HEARTS世代だった。その後は現在に至るまで、洋楽のロック、ハードロック、パンクを好んで聴いていた。

2018年4月に息子が高校生になって、軽音部に入部しギターを始めることになった。息子と一緒に初心者でも演奏できるバンドの曲を探していた中に、エルレの「Missing」とエルレがカバーした「Funny Bunny」があった。どちらかと言えば「Funny Bunny」からエルレにはまっていった。

初めて聞いたとき、細美さんの声に魅了された。少しハスキーボイスだけど透明感があり心地よく耳に入ってくる。生形さんの印象的なギターリフと軽快なビートを刻む高橋さんのドラム。結構ハードな曲もあるし、ノリノリのパンクナンバーもある。とにかく曲がいい。そう感じた。あっ、高田さんについては、その人柄の良さを後日知ることになる。

全アルバムのCDを購入して、毎日聴いていた。そんな中、エルレ復活ライブの情報が飛び込んできた。エルレ初心者ながらも大喜びした。今回のライブチケットは、幸運にも一般販売で、スタンド指定席を購入することができた。本当にプラチナチケットに当選することができて良かったと思う。

2018年8月15日のELLEGARDEN「THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018」ZOZOマリンスタジアムは、人生で最高のライブとなった。10日経った今でも、エルレの曲を聴くとライブの記憶が蘇ってくる。

この復活ライブへの想いや、受け止め方は、ファンの方それぞれ違うと思う。私もある想いを持ってライブに参戦した。今想うことは、またエルレのライブが観たい。その言葉しかない。

ライブでは、今後の活動に付いての発言はなかった。ライブ終了から時間も経つが、まだ何もアナウンスされていない。

 

細美さん言ってたよね

 

「そんなもんはどうせすぐ更新されるんだ」

 

人生の中で最高となった2018年8月15日のライブを、またエルレのライブで更新させてほしい。観たくても聴きたくてもそれができなかったファンのために、またライブをやってほしい。

 

このライブレポートは、現在病気と闘っているすべてのエルレファンに贈ります。一歩一歩少しずつでいいから前に進んでいこう。病気が治ったらエルレのライブを見に行こう。何もしてあげられないけど

Make A Wish

願うことはできるから。病気が治ることを願っています。